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特集 対談 美咲×町田憲昭



篠原:今回のアトイスセレクション製作責任者という立場から町田社長と美咲にいくつか質問させていただきながら、対談を進めさせていただきます。
まず、町田社長にお聞きしたいのですが、最初にお電話を頂戴して、アトイスのイメージソングを美咲に依頼したきっかけ、動機を教えてください。

町田:出会いは、恩師である(株)武蔵野の小山社長の経営セミナーが行われた長野・安曇野高原のホテルのロビーで美咲さんがライブをしていたんです。ビジュアルとしての美咲さんの魅力もありますが、美咲さんの歌が心に響いてきたのです。きっと、歌の奥に秘められた深いなにかに惹かれたんだと思います。
目を閉じて、心落ち着かせ、神経を集中したとき、心の芯の部分に響く歌。
この歌とアトイスを結びつけることが出来ないかと思った。

篠原:アトイスのコンセプトと美咲はどう結びついていたのか?


町田:当時はそこまでは考えていなかった。

アトイスは「at ease」という言葉から生まれたんですが、「ゆとり・癒し・スローライフ」をコンセプトにしています。
私たちの原点ともいえる「癒し」って言葉にすると簡単だけど、モノやイメージで表現できるような安直な「癒し」ではなく、もっと人間的に「語り合う仲間が欲しい」、「手を繋ぐ誰かが欲しい」というような安心感や連帯感が、私の中では「癒し」だと思っている。正に人はひとりでは生きられない、だからこそ、人間と人間の本当の癒しを追及したい。
アトイスで伝えたいものをハードだけではなく、ソフトでも伝えることが出来るんじゃないかと思った。
だから、歌でなにか出来るんじゃないかと。
例えば、今日も「技匠の会」の会員の皆さんに、美咲さんの生の歌を聞いていただいたわけですが、家に帰って家族との団欒の話題のひとつになれば、それだけで貴重な機会を提供できたのではないか、と思う。
「家庭」とは、字のごとく「家」+「庭」で成り立っている。
昔の日本、海外では「家」と「庭」はセット。庭があることが本来の姿なんですね。
ここ最近の日本の住宅事情は家ばかりに目がいき、従来の日本にあった素晴らしい「庭文化」が軽視されているような気がする。庭だけが取り残されてしまったんですね。今、私たちが出来ることは、新たなエクステリア・庭文化をつくっていくことだと思う。私はその一石を投じたいのです。
マンションの屋上でもいい、限られたスペースの中でも「庭」は大事にしてほしい。
そのためにも、我々エクステリア業界はもっと頑張らなければいけないと思う。伝統を引き継ぎ、さらに、最先端の技術やデザインを学び、それを広めていくことがミッション。

今回、グループに住宅プロデュースのザウスが加わったことで、敷地全体で住まいづくりを提案できると思っている。
外からの見る「庭」だけでなく、家の中から見る「庭」づくりも意識したい。

PROFILE



美咲
シンガーソングライター

2003年2月、自分で作詞作曲をして路上にてライブを始める。2004年3月高校を卒業後、信州を拠点にシンガーソングライターの活動を開始。
豊かな自然や宇宙との交歓から生まれる歌の数々と、クラッシック・ポップス・フォークソングなどが融合した伸びやかな歌声はジャンルを超えた新しいサウンドを紡ぎ上げている。
現在は太陽光発電で作った電力を使ってライブを行なう光合成LIVEを展開中。
奥深く脈々と受け継がれてきた日本文化を辿って、各地の一の宮、文化財・文化施設なども巡っている。

オフィシャルサイト http://misakix.jp/
光合成LIVE http://live.kou-gou-sei.net/




町田 憲昭
マチダマーケティング株式会社
代表取締役社長

昭和45年生まれ。成蹊大学卒業後、住友建設(現三井住友建設)入社。その後海外留学を経て、'98年マチダコーポレーション(株)入社。'03年マチダマーケティング(株)代表取締役社長就任。'06年にアトイス(株)、'07年にザウス(株)を設立。3社をまとめエム・マーケット・グループとし、それぞれの代表取締役社長を務める。
※2014年9月1日より、アトイス株式会社はマチダ・マーケティング株式会社と合併いたしました。


篠原
『アトイスセレクション/美咲』の製作責任者、プロデューサー




篠原:今度は美咲さんに聞きますが、その想いを町田社長から聞いたときにどう思い、どう感じましたか?

美咲:とにかく、すごく悩みました。居心地のいい家を作ったり、良い庭をデザインするのはなぜなのか。どうしてそういうものを求めるのかと考えたときに、「自然や家族との繋がりをもういちど取り戻したいと考えているからかな」という仮説を立てて、それは信州の自然、リゾート地や公園など県外から多くの人が訪れることと関連があるのかと。

篠原:イメージソングを作るうえでどんな苦労がありましたか?

美咲:町田社長が私に語ってくださったコンセプトと歌の持ち味がうまく融合するポイントを探すことに時間がかかりましたね。
かなり悩んで、その結果、「森の妖精」の中に登場させたのが「僕」でした。
「僕」は、町田社長でもあり、アトイスや社員の皆さんからメッセージを受けるすべての人。「僕」を主人公にすることでアトイスと共有する大事なメッセージを込めることができたと思っています。

篠原:イメージソングを製作する過程の中で、ミニアルバムの製作に進化したわけですね。それではミニアルバム「ありがとう」と「森の妖精」について質問していきたいと思います。「森の妖精」にはどんなメッセージが込められているのですか?

町田:僕のファーストインプレッションで「森の妖精」が一番良かった。繰り返し聴くと、その都度印象が変わって楽しめる。

美咲:そのときの自分の状態や考え方で、捉え方が変わってくるのでしょうね。

美咲:今日のMCでも少し話したけど、子供の頃はよく自然の中で遊びました。道端の石を拾って遊んだり、川で沢蟹やどじょうを取って遊んだり(笑)。

町田:そうそう(笑)。子供のころ、ザリガニを「よっちゃんいか」で釣ってよく遊んだね。

篠原:私はザリガニを釣って、釜飯にして食べたこともあります(笑)。

美咲:ザリガニって食べられるのですか?

篠原:アメリカザリガニはそもそも食用として輸入されたのですよね。

美咲:子供の頃、飼っていたザリガニが物陰で死んでいたことがあって、凄くショックでした。

町田:ザリガニの話でこれだけ盛り上がれるのは、ものすごい「癒し」効果だよね(笑)。

美咲:本当に(笑)。




町田:この曲を聴くと、石を集めていた子供頃の美咲さんがイメージが沸きますよね。団塊ジュニアまでは同じようなイメージを持つんじゃないかな。

美咲:外でたっぷり遊んで、家に帰れば…カレーライスが好きなんですけれど。高級レストランの食べ物より、母の作ったおいしいご飯が待ってるほうが嬉しかったな(笑)。

町田:それはアトイスが表現するものと一緒。

美咲:実は、主人公の「僕」には設定があるんですよ。
子供のころは石ころでも宝物だと思っていたのに、いつの間にか大人になって、子供のころの純粋な気持ちがなくなってしまった自分。子供の頃は当たり前と感じていた「自然」や「家族」との繋がりを取り戻したいと考えている「僕」。

町田:いつから大人になったのだろう。志を持ったとき、後世になにかを伝えていかないといけないと思った瞬間かな。

美咲:町田社長やアトイスの皆さんには、本当の温もりを伝えていくお仕事をしていただきたいと思っています。

篠原:アトイスの商品や美咲の歌が多くの人に幸せを与える術となることを期待します。
タイトル「森の妖精」は町田社長のアイデアということですが、このタイトルが浮かんだ経緯を教えてください。

町田:私の中で「森」は「大人」のイメージなんです。たくさんのものが入り混じり、完成した「大人」。大人になるってことはしがらみや責任が幾重にも積み重なって、自分自身にさまざまなフィルターが形成されていくこと。その凝り固まった概念を取り払って、初めて綺麗で純粋な「妖精としての感性」が現れる。自分自身の殻を脱げば、子供の頃に戻ったような真の笑顔と感受性があり、素の自分がある。それが大人の妖精であり、「森の妖精」だと思うのです。

篠原:曲が決まり、そしてタイトルが決まりました。今、どんな想いですか?

美咲:今のお話をお聞きし、改めてシンクロしていると感じました。

町田:私が社員に求めているものは「共感できる感性」。そのために、自分自身のフィルターを取り除き、子供の頃の自分を取り戻してもらいたいですね。

美咲:今からでも遅くない。どんどん取り戻してもらいましょう。

町田:本当の素の自分を取り戻して、子供の感性と大人の理性があったら、それこそ無敵なんじゃないかな。

篠原:私たちも森と同じように、人の役、社会の役に立ちたいと思っています。そのひとつが光合成ライブですね。




美咲:歌の中の「僕」は大きい意味での幸せを求めている。
自然や地球がひとつの家であり、動植物は兄弟。それらを守らないと、本当の意味でのぬくもりや幸せを得られないんじゃないかと思う。

篠原:今の社会は人間だけの幸せを求めて壁にぶつかっている。

町田:ビジネスの世界でも同じ。自分だけが良ければよいっていう経営は限界に達している、と思う。

美咲:人と自然とのバランスも崩れてますね。環境問題にも本気で取り組んでもらいたい。

町田:アトイスも環境問題は真剣に取り組みたいと思っています。環境に優しい商品やサービスを考えていきたい。

篠原:地球環境への取り組みはこれから考えていかなくてはいけないテーマですね。

町田:美咲さんとコラボレーションしたことで、アトイスはひとつ成長したと思っています。ただし、今回に限らずに継続して行うことが一番大事だと思います。
私たちはグループにザウスが加わったことで事業の可能性が広がり、楽しみになってきました。ザウスがソフトを担って、MMは流通、アトイスはメーカーとして成長していきたいですね。

篠原:今がターニングポイント、それこそ人間力を持っていないと乗り越えられないですね。

美咲:MM・アトイス・ザウスは、これからとても楽しみです。

町田:美咲さんと出会ったことでアトイスの進むべき道が見えてきたと思います。私の運の良いところは、いつも恵まれた出会いがあるってこと。人との出会いは一番の財産です。
そろそろ2曲目の製作に入らないといけないですね。そのことで我々も進化し、共生・永続へと繋がる。我々の理念は「感謝」であり、言葉にすれば「ありがとう」。
私たちはますます進化する企業であり続けたいと思います。

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